Adobe Reader 5.1 を使って、CMYK の K100 の部分を 非 PostScript プリンタでプリントアウトすると、薄く(モノクロモードでプリントすると網掛けになって)プリントアウトされる。
Adobe Reader 5.1 では、カラーマネージメントが最初から決め打ちの設定になっているようです。その設定は、K100 と CMYK100(レジストレーション)の区別がつき、K100 は RGB のデバイス値では薄い色で表現されてしまいます。
非 PostScript プリンタドライバは、RGB のデバイス値を受け取ってプリントアウトしているようです。なので、RGB0 の入力を与えてやることによって、真っ黒が表現されますが、Adobe Reader 5.1 からの 出力では、K100 は RGB0 にはならないので、薄くなったり、あみかけ表現になります。
Acrobat では、任意にカラーマネージメントを設定できるので、K100 を RGB0 にするような カラーマネージメント設定をすることによって、黒々したプリントアウトが得られます。
PDF を書きだすアプリケーションの方で、RGB で PDFを書きださせる方法。